第12号目次

脳外傷交流セミナーをおえて
部会便り・・企画部、会報部
わが子の経過と現状
脳外傷関連図書の紹介
豊橋支部「ヤモリ」クラブ発足
新しい青年後見精度
お知らせ・・障害認定やり直しに向けて

交流セミナーを終えて

社会福祉・医療事業団助成「脳外傷者の地域生活を支援する機関養成事業」として、2月18日・19日の「専門家養成講習会」に引き続き2月20日に「脳外傷交流セミナー」が名古屋国際会議場で開かれました。北海道から沖縄まで全国36都道府県から当事者ら368人が参加し、午前中の3つの分科会は補助席まで埋まるほどの盛況でした。「就労支援について」「生活支援について」「高次脳機能障害の法的認定について」のテーマごとに限られた時間ではありましたが、日頃から私たちの脳裏を離れない諸問題が司会者とパネラーによって明らかにされ、助言者の先生方の的確な発言に加え、質疑応答も活発に行われ、大変盛り上がった分科会となりました。

                  

新しい成年後見制度

2000年4月1日に成年後見制度がスタートします。成年後見制度とは、不十分な判断能力を補い、当事者が損害を受けないよう本人の自己決定を尊重し権利が守られる制度です。