「みずほ」主催、中日新聞社会事業団後援の講演会・医療相談会・交流会が2月4日午後、名古屋市東区の「ウイルあいち」(愛知県女性総合センター)3階大会議室で開かれました。参加者は、東海3県を中心に北陸、関西、中国、九州など遠方からも含め約200人にのぼりました。
 この盛況は、わが国でいち早く脳外傷問題を取り組まれ、「みずほ」と「日本脳外傷友の会」の顧問として、常に私達を支援いただいている名古屋市総合リハビリテーションセンター(名古屋リハ)福祉部主幹で臨床心理士の阿部順子先生が講演会の講師で、しかも演題が先生の10年余にわたる研究と実践のエッセンスともいえる「脳外傷者との付き合い方」だったことが、大きく影響した結果でしょう。先生は、本来のお仕事に加え、全国の「友の会」や専門家の講演会・学習会の講師として招かれたり、関連出版物への寄稿やマスコミ取材の対応など多忙で、これまでまとまったお話をお聞きする機会を失ってきました。「みずほ」結成ほぼ4年にしてやっと実施した講演会でした。
第16号