「みずほ」第9回総会・成年後見制度の現状と課題ーーーーーーーーーーーーーーー2
岩田初代会長夫妻が「みずほ」などに多額の寄付ーーーーーーーーーーーーーーー4
事務局便りーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー6
我が子の経過と現状ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー8
みかんやま作業所便りーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー10
支部便り(ぎふ)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー12
工房「笑い太鼓」ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー14
サン・ライズ作業所便りーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー15
お知らせーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー16
32号目次

総会は、2部構成です。第1部は議事で、第2部は研修会です。第1部は主催者あいさつ、来賓あいさつに続いて議事に入り、平成16年度事業報告、会計報告、日本脳外傷友の会関係の特別報告のあと、平成17年度の事業計画案、同予算案を議決いただき、役員改選を行います。第2部は「成年後見制度の現状と課題」をテーマとする研修会です。脳外傷者・高次脳機能障害者には財産の管理や主要な法律行為を行う際に第三者の助けが必要な人が少なくありません。講師は、成年後見法学会高次脳機能障害に関する研究委員会委員で、社会福祉士の岡本均さんです。会場からの質問時間も設ける予定です。

「脳外傷者・家族のために役立てて」と、脳外傷友の会「みずほ」初代会長の岩田誠吾さん、啓子さん夫妻が310日、社会福祉法人・中部善意銀行に3000万円を預託されました。岩田さん夫妻のお気持ちを尊重して、うち2500万円は「みずほ」に、300万円は日本脳外傷友の会に、200万円は同善意銀行に寄せられることになりました。「みずほ」は、貴重な善意をみかんやま作業所や事務局の拡充をはじめ、会の活動の充実に活用させていただくことにしています。

岩田誠吾さんは、「みずほ」が脳外傷者・家族の当事者団体として全国のトップを切って19974月に43家族で発足した際、それまで果たしてきた中心的な役割から初代会長に推されました。福祉の谷間に置かれ、社会的な認知も不十分だった脳外傷問題の実態を国や自治体、社会に訴え、施策を求める活動の基盤を築かれました。