江南ミニ研修会の報告

39日(日)、江南市の文化会館で高次脳機能障害の研修会を開催いたしました。

お天気もよく、62名の参加をいただきました(当事者・家族21名、医療33名、福祉2名、一般6名)。医療関係の方に多数ご参加いただきました。みなさんとても熱心に聞き入ってくださいました。
また、アンケートの結果「どのような点に関心があるか」の問いには

  @医療的身体リハビリテーション   20                              
  A精神的リハビリテーション     15
  B患者家族会や支援実態等の情報提供 16
  C社会復帰・就労訓練        22
  D行政・医療情報          13
  Eその他               2 というお答えをいただきました。

当事者の今後のケアについては、地域での受け入れ態勢についてコメントが数件ありました。「家族の方の話を聞いて、高次脳機能障害が具体的に理解できました」「うまくいったケース、いかなかったケースも教えて欲しい」「医療現場での認識がもっと必要だと痛感しました.
                          

NPO法人日本脳外傷友の会運営委員会

≪ 2008年度NPO法人日本脳外傷友の会第1回運営委員会 ≫ 

46日(日)東京都新宿区の戸山サンライズで16団体(欠席3団体)、29名の参加者で開催されました。
東川理事長より2007年度の活動報告(WAM特別助成金事業報告も含む)、会計報告、監査報告、2008年度事業計画の報告がありました。その中で「子供の脳損傷問題」については取り組みがなされておらず、「札幌、名古屋に続いて、友の会としてもぜひ全国的に取り組んでいきたいと、助成金を申請中です」と力強い決意での提案がありました。続いて、新役員選出(全員再任承認)、事務局体制強化と事業化問題、地域生活支援事業、人材育成(ピアサポート養成)アシスト事業など検討課題が盛りだくさんの話し合いがもたれました

また、今年度の全国大会開催地岩手から「8回全国大会」についてお知らせがありました。日程は1034日、開催市のいわて県民情報交流センターで、「高次脳機能障害支援普及事業支援コーディネーター研修会(運営委員会と同時進行)」「日本脳外傷友の会第8回全国大会交流会」「脳外傷友の会第8回全国大会inいわて」が行われます。5日にはオプション企画、観光&施設見学などもあるとのことです。 

そのほか、各地からの活動報告、副理事長の清水氏提案のワークショップ「全国の当事者家族が抱える問題・課題について議論を深める」の討論が活発に行われました。高次脳機能障害の代表ともいえる社会的行動障害、感情コントロールの問題、記憶障害や家族会運営、作業所運営、就労、親亡き後の自立、自立生活、運営資金問題など、さまざまな共通問題が出ました。


NPO法人日本脳外傷友の会の運営委員会報告・・・・2
江南ミニ研修会の報告・・・・・・・・・・・・・・・4
事務局便り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
バザーの報告・お花見の報告・・・・・・・・・・・・6
青い鳥郵便葉書の無償配布について・・・・・・・・・8
経過と現状・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・
みかんやま作業所便り・・・・・・・・・・・・・・10
サンライズ便り・・・・・・・・・・・・・・・・・11

42号目次