みずほは昨年から新しい分野に取り組んでおります。当事者の妻である方たちから「妻だから分かる対処方法や、妻同志だから悩みを語り合える、そんな場所が欲しい」との声が上がり妻の会の活動を始めました。「ミラクル」と名づけられ7月から月に1回程度開催しております。昨年1124日、日本脳外傷友の会主催、アトムの会・ハイリハキッズが共催の「後天性脳損傷の子供たちを支援するシンポジウム」が横浜で初めて開催されました。全国から500名以上の参加者が集い、大変な反響だったと参加者の声が届いております。
 
 就学児童のまだ小さい子供さんを抱える親御さんたちからも「教育問題や、日常生活問題、将来の夢や希望を考えると不安がいっぱいです」と、そんな声も聞かれ、何とか経験者の話や専門的な支援ができないものかと取り組みを始めました。みずほも後天性脳損傷の子どもへサポートを今年4月から開始、応援をしていきます。

    「夢を夢で終わらせないよう」実現に向かって
 2009年、新しい年を迎えました
日頃は私どもNPO法人脳外傷友の会みずほに多大なるご支援、ご協力を賜り誠にありがとうございます。会員・家族・支援者の方々に幸せと健康が、新しい年にはさらに福が舞い込みますようお祈り申し上げます昨年は高次脳機能障害セミナーや脳外傷リハビリテーション講習会などに企業の方にも参加していただきました。またみずほとしても他団体への講演会や地域でのミニ講演会や学習会などに積極的に取り組んでまいりましたが、親の高齢化・親亡き後など、家族が関われなくなったときの自立生活の現状を考えますと、本人・家族の不安は解消されておりません。「成年後見制度」なども今までは「何とかなる」「まだ先のこと」と考えていましたが、高齢化につれ真剣に考えなくてはと思うようになりました。

目次

新年を迎えて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

事務局便り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
盛り上がったクリスマス会・・・・・・・・・・・・・・・6
家族の経過と現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
ご存知ですか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
みかんやま作業所だより・・・・・・・・・・・・・・・・12
お知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14

第45号目次