「みずほ」主催の講演会
「地域に根ざした支援を作る〜脳外傷と自閉症の歩みを見て〜」が昨年12月1日、名古屋市東区のウィル愛知3階大会議室で開かれました。障害者の自立の前提となる就労問題をクリアする有効な手段として最近、脚光を浴びている「ジョブコーチ」に焦点を当て、講師は神奈川リハで職業指導員として脳外傷者にかかわり、現在は社会福祉法人横浜やまびこの里・仲町台発達障害支援センター次長で援護就労プロジェクトチームのリーダーとして、自閉症者の就労支援活動を実践中の小川浩先生でした。 小川先生は脳外傷者については「脳外傷が分かるジョブコーチはいまはいない。時間をかけて取り組む課題」と話されました。「当事者が要求して初めて行政は動く。親の会の活動を代々引き継いで力を合わせて頑張ってください」と私たちを激励、講演を締めくくられました。  
あけましておめでとうございます。みなさまには健やかに新年を迎えられたこととおよろこび申し上げます。 厚生労働省の高次脳機能障害支援モデル事業が中間取りまとめの重要な段階に差し掛かりつつあります。その推移を注視するとともに、平成 16年度から全国展開される施策の充実に向け、いまから行動することが求められています。同時に、相談機能など当事者能力の一層の向上や、作業所事業の推進など、私たちの足元をさらに固める取り組みを強める一方、県をはじめとする自治体への要請行動や地域社会への働きかけといった、身近な活動の展開が必要になってきました。 年頭にあたり、新しい年の私たちの課題を明らかにし、共通認識に立って手を携えて頑張っていきたい、と念じています。改めて、「みずほ」の活動にみなさまの力を結集していただきますよう、お願いいたします。
新年のご挨拶にかえて-----------------------------------2
地域に根ざした支援を作る-----------------------------------4
第3回国際神経学的リハビリテーション学会に参加して--------6
名古屋リハ職能開発課の訓練について------------------7
事務局から(支援費制度・サービスの流れ)-----------------9
我が子の経過と現状---------------------------11〜12
企画部から-------------------------------------13
支部だより(豊橋・富山・三重・岐阜)--------------------14〜17
作業所だより----------------------------------------18
シニアグループだより-----------------------------19
音楽の集い(クリスマス会)------------------------20〜21
お知らせ---------------------------------------22
23号目次