脳外傷リハビリテーション講習会・・・・・・・・・・・・・・・・2
日本脳外傷友の会第8回全国大会inいわて・・・・・・・・・・・6
愛知脳損傷協会準備会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
事故サポネット愛知の講演会に参加して・・・・・・・・・・・・11 事務局便り・企画グループ、ミラクル(妻の会)・・・・・・・・12
ご存知ですか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
現状と経過・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
みかんやま作業所だより・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
お知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
平成20年度「脳外傷リハビリテーション講習会」が9月13日名古屋市中区役所ホールにおいて開催されました。この催しは、社団法人日本損害保険協会の全国的な助成事業で、脳外傷問題への社会的な理解と関心を深めるのが狙いです。一人でも多くの方に脳外傷・高次脳機能障害を理解していただきたく、過去5年間に8回開催されております。主催者挨拶として名古屋市総合リハビリテーションセンター松井宣夫センター長より「高次脳機能障害に対する支援は各都道府県で高次脳機能障害支援普及事業として全国的には36の自治体の拠点機関が設けられ実施されていますが、まだまだ全国に普及されているとはいえません。愛知県では名古屋リハが高次脳機能障害支援部を立ち上げ、平成18年10月より業務委託を受けて、県における高次脳機能障害支援普及事業を担っています。また、同時期より学童の高次脳機能障害児に対する就学支援も携わっています」と挨拶がありました。
講習会第1部は、講師に株式会社アドバンテッジリスクマネジメント顧問、NPO障い者就労・雇用支援センター理事長でもあります、秦 政(はた まこと)氏による基調講演、「高次脳機能障がい者の雇用拡大に向けて」〜関係するすべての人に求めたい気付きと行動〜と題しての講演をしていただきました。第2部には「体験報告」として当事者、そして担当職員とのインタビュー形式で行われました。第3部にはシンポジウム「高次脳機能障害者の就労支援を考える」〜当事者・企業・支援者の視点から〜と題して企業の担当者の方をシンポジストとして招き、当事者と、コメンテーターとして秦氏にも加わっていただき1時間20分の報告と、その後には熱心な質疑応答がありました。
10月3・4・5日と「日本脳外傷友の会第8回全国大会inいわて」へ参加いたしました。会場は盛岡駅前の「いわて県民情報交流センター アイーナ」で、交通の便は大変よく、みずほから参加した8名は、同時開催された、橋本圭司先生の講演会と2008年第2回日本脳外傷運営委員会とにそれぞれ出席してきました。
全国大会前夜祭として行われた歓迎交流会には、北は北海道、南は沖縄まで全国から参加者が集まりました。友の会の数はかなり増えており、もう少しで各都道府県に1つずつ設立しそうな勢いです。講演会で、第1部は、1.奨励賞・特別賞受賞者の活動報告、2.当事者の就労報告、3.当事者と家族会の設立の報告、4.高次脳機能障害支援普及事業の取り組みの報告が行われました。インタビュー形式での当事者発表では、伝えたいことを多少の助けを借りつつも、自分の言葉でしっかりと伝えていたのが印象的でした。