47号目次

自立支援法障害者自立支援法施行後の動き・・・・・・・・・・・・・.2
愛知脳損傷協議会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

脳外傷友の会第9回全国大会inひろしま・・・・・・・・・・・・・・・・・6
企画くらぶ堀川・ミラクル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
事務局便り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
交流会・高次脳機能障害セミナー
みかんやま作業所だより・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
お知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12

平成1841日施行・障害者自立支援法(利用者自らがサービスを選択し、事業者や施設と対等な立場で契約してサービスを利用します。サービスの費用は、利用者や扶養義務者が、負担能力に応じて市町村長が定めた利用者負担額を負担します。残りの費用を支援費として、市町村が事業者や施設に支払います) の中では、都道府県の地域生活支援事業(第78条)として『高次脳機能障害支援普及事業』が位置づけられました。でもこの障害者自立支援法も障害者に負担を強いるものとして、見直し案が提出され、国会で審議される筈だったのです。ところが衆議院が解散となり(この案も廃案になりましたが、計画としては残っているそうです)審議がなされないまま終わってしまいました。自民党政権から新しい政党にチェンジすることを予感させる選挙ですが、今の「自立支援法」では障害の範囲について、「制度の狭間」にある高次脳機能障害、その他難病については蚊帳の外。是非とも対象としてほしいと提議がなされていたのです。

平成21728日(水曜日)午後2時より、愛知県健康福祉部障害福祉課の横田茂起主幹・加藤忍主査を訪問し、愛知脳損傷協議会(ABIAという)についての懇談会に5団体代表が参加、懇談会の目的として5団体の活動目的・活動報告、そして今後に向けて高次脳機能障害者家族会からの要望を提案してきました。

        ABIA活動目的

愛知県下で活動する5つの高次脳機能障害関連当事者団体は、各団体の主体的な活動を尊重しつつ、お互いに抱える問題、置かれた状況、当事者と家族に対する細やかな対応など共有されるべき問題や共通する悩みの解決に向け、共に歩んでいこうと愛知脳損傷協議会(Aichi Brain Injury Association)として、以下の目標実現のために活動を行います。

1、高次脳機能障害をお持ちの方が、地域で自立、自活できるための支援体制を作る。

2、家族、特に高齢化の進む親の負担を軽くし、そのための仕組み、支え手を作るとともに、当事者家族にとって必要な援助、必要な場所を作る。

3、どんな障害を持つ人も大切にされて、安心してともに働き、暮らせる地域社会作りを目指す。

      障害者自立支援法施行後の動き
            愛知脳損傷協議会