第53号目次

目次

新年のごあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・2

みずほ交流会開催・・・・・・・・・・・・・・・・・4

事務局便り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5

みかんやま作業所だより・・・・・・・・・・・・・・6

お知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8

 

新年明けましておめでとうございます

会員・ご家族様そして支援者の皆様にはお健やかに新年をお迎えのことと思います。本年が平和で穏やかな1年となりますよう祈念いたしますとともに、皆様のご健勝を心からお祈りいたします。目に見えない障害「高次脳機能障害を」社会に認知されるようにと発信し始めて14年になります。

この障害について大勢の専門家が取り組み始めた経緯や多くの企業が関わってくださったこと、またマスコミや報道で取り上げていただいてきたことが思い起こされます。中でも厚生労働省が平成13年から「高次脳機能障害支援モデル事業」を実施したことは一番大きな収穫であったかと思われます。この事業は、全国に支援拠点病院を設置し、他の病院が連携して高次脳機能障害例を集約して「評価基準」を決め、支援プログラムを作成し支援へとつなげる事業でした。

5年間のモデル事業の結果、診断基準が定められ、精神手帳もしくは診断書をもって福祉サービス(訓練・福祉的就労・作業所)を利用できるようになりました。どのサービスを受ける場合でも、この障害の特性をしっかりと理解して関わって頂けるよう、専門家養成講座や講演会の開催、ヘルパーステーションへの働きかけなどの必要性を強く感じました。

 みずほ交流会開催
 昨年1120日(土)、中区女性会館においてみずほ秋の交流会を開催しました。始まりは養護学校の市原先生の巧みな話術とともに「おもしろ実験教室」、空気と水の実験、ストローで吹き矢を作ったり、南京玉簾(なんきんたますだれ)など楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。また、総会にもお越しいただいた音楽療法の堀江先生と三宅先生を再びお招きし、あのキレイな音色のトーンチャイムやハンドベルを参加者全員が手に持って、身体と声を使って楽しみました。