事業目的

社会福祉法人東京コロニーは、1951(昭和26)年10月に事業開始以来障害のある人の「完全参加と平等」を実現するため、当事者主体と企業性と民間性をコンセプトに各種障害福祉サービス事業等の運営を行っており、厚生労働省や東京都、区・市役所の受託業務なども含め障害のある人が地域で働き・暮らすことの権利保障のために必要な活動に積極的に取り組んでいます。これらの事業については個人情報の保護等のためプライバシーマーク使用認定法人として使用許諾証も受けています。

 就労継続事業等では、企業的手法を積極的に取り入れ障害者従業員等の処遇向上に努めています。また、各種障害福祉サービス事業等では、利用者へのサービスの充実・向上をめざし、一般就労に向けた取組みや就労継続事業等を主体に種々の社会参加活動プログラムの試みも行っています。さらに、障害のある人の地域生活を支援するため、グループホーム・ケアホーム、居宅介護事業等の運営も行っています。

 その他、市役所におけるデータ入力や総合案内の受託業務、芸術作品の貸出事業(アートビリティ)、先駆的な取組みとしては在宅就業支援団体として国の指定を受けていることやインターネットを利用したIT技術者在宅養成講座、東京都障害者IT地域支援センターの運営、在宅での就労支援事業、民間のハローワーク業務の許諾法人としての有料職業紹介事業、国等の研究受託事業なども行っており、東京都内5区・7市の20か所の事業拠点で幅広い活動を行っています。

就労継続支援事業B型ってどんなところ?

就労継続支援事業B型とは、一般企業への就職や同等のレベルの仕事は難しい と思われる方々に就労サービスとして 「働く場」 を提供するところです。 現在、約100名の方々が、印刷、ブリスターパック加工、自動車部品 加工、その他各種アセンブリ作業などを行っています。

就労サービス提供の考え方は、「施設を利用している方々の 『働きたい』 というニーズを前提に それぞれの個性に合わせた作業を提供し、最適な 社会就労の場を確保する」 ことです。

作業の種類は多岐にわたっており、責任とやりがいをもって継続的に就 労できる体制をもち、働くことを通して、社会的 経済的 身体的な支援 を行いながら、障害のある方たちの生活の向上に取り組んでいます。