みずほについて

高次脳機能障害とは

脳外傷や脳血管障害などの病気により、脳にダメージを受けることで生じる認知障害や行動障害などの症状を「高次脳機能障害」と呼びます。外見上わかりにくいため、周りも本人も気付きにくい障害と言われています。

高次脳機能障害の主な症状

記憶障害・・すぐに忘れるようになった。昔のことは覚えていても新しいことを覚えるのが苦
手になった。
*注意障害・・同時に複数のことに注意を払えなくなった。うっかりミスが多くなった。集中力が
続かなくなった。
*遂行機能障害・・・段取り、要領が悪くなった。効率的に計画を立てることが苦手になった。

*社会的行動障害・・自己主張が強くなった。こだわりが強く、些細なことにイライラしたり突然
興奮するようになったなど。

活動内容

*啓発活動・・正しい知識と理解を深めて頂くために、講習会や勉強会を行います。

*情報発信・・地区会や当事者の会を開催し、会員同士の交流や情報交換を行います。

*相談会・・・毎週月・木曜日は事務所にて、相談会を行っています。

*書籍情報・・高次脳機能障害に関する書籍を取り扱っています。

またNPO法人日本高次脳機能障害友の会の会員として、高次脳機能障害の実態を行政や医療機関、教育機関などに働きかけて制度の改善や支援体制の確立、周知活動等を行っています。

 

理事長挨拶

全国に先駆け、脳外傷者(高次脳機能障害)の家族会「みずほ」ができたのは平成9年です。その当時は、脳外傷の後遺症としての記憶障害や感情障害などが医師の間でも理解されておらず、意識が戻ったら何も問題ないと考えられていました。今では高次脳機能障害は精神保健福祉手帳の交付対象の障害と認められるようになりました。

福祉サービスが利用できるようになっても、家族会の存在は重要です。「見えない障害」と言われる高次脳機能障害者は、身体のマヒがなく普通におしゃべりができると、何も問題ないように見えます。障害による苦しみや不安は、当事者の家族しか理解できません。問題の解決は難しくても、ぐちを聞いてくれる、話を理解してくれる人がいるだけでも、当事者の家族は救われます。

家族会設立直後から、脳外傷者を対象とした作業所(地域活動支援センター)を運営していました。現在では就労継続支援B型事業所(ワークハウスみかんやま)に移行しています。高次脳機能障害者への就労支援のノウハウが蓄積されているワークハウスみかんやまを多くの方に利用していいただきたいと思います。

NPO法人高次脳機能障害友の会みずほは、高次脳機能障害の当事者支援・家族支援だけでなく、一般市民やヘルパーなど専門職対象のセミナーや講習会を行っています。

法人概要

正式名称 特定非営利活動法人 高次脳機能障害友の会 みずほ
代表理事 長谷川 潤
所在地 〒460-0021
名古屋市中区平和2-3-10 仙田ビル
URL http://www.npo-mizuho.com
受付時間 月,木曜日の13:00〜16:00
設立年月 2006年3月1日
事業内容 障害福祉サービス事業・研修啓発事業・生活支援事業
電話番号 052-253-6422
※営業電話はお控えください。
FAX番号 052-253-6422

地下鉄名城線

東別院2番出口から直進徒歩7分。
2番出口から信号2つ目「大井橋」を右折

JR・名鉄線

金山駅4番出口から信号を渡り徒歩15分。
ホテルプラザワシントンの前を通り、 JR中央線ガード沿いを歩く。
向田橋の信号を(ホテルから3つ目の信号)左折

苦情解決第三者委員

社会福祉法人 名古屋市社会福祉協議会
福祉サービス苦情センター

理事一覧

理事長 長谷川 潤(家族会)
副理事長 河田  幹子(家族会)
丸山 秀樹(介護サービスセンター菜の花)
理事
市川 幸男(中小企業診断士)
大澤奈保美(家族会)
佐藤 道子(家族会)
曽我亜紀子(臨床心理士)
都留 伊都子(家族会)
平野 陽介(社会福祉士)